【速報】「平成29年度予算編成等に伴う建議

2016年11月21日

11月17日、財政制度審議会は「平成29年度予算編成等に伴う建議」を麻生財務大臣に提出しました。

平成27年度、平成28年度の建議書では、柔道整復師の適正化への提言が盛り込まれていましたが、平成29年度の建議書では特に盛り込まれることはありませんでした。
厚生労働省、そして業界自身の努力の甲斐もあったと思います。

全体的には、社会保障の伸びを5,000億円に抑えるために、できる限り前倒しして改革を実現すべきと盛り込まれています。
特に、75歳以上人口の大幅増加に伴う医療・介護分野の大幅増加も見込まれるため、

①年齢ではなく負担能力に応じた公平な負担
②おおきなリスクは共助、小さなリスクは自助
③医療・介護提供体制の確保
④公定価格の適正化・包括化等を通じた効率的な医療・介護

その他、地方財政や教育、中小企業など様々な分野で今後の財政運営に関する基本的考え方が建議として取りまとめられています。
私たち柔道整復師も、国家の予算について関心を持ち、学んでいかなければなりません。                    

http://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia281117/index.html

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