令和4年 新年のご挨拶

2022年1月1日

皆様、新年明けましておめでとうございます。
全国柔道整復師連合会 代表理事の田中です。
昨年は大変お世話になりまして誠にありがとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、私たち全国柔道整復師連合会は昨年12月18日をもちまして、創立10周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

昨年も新型コロナウイルス感染症が世界的に大きな脅威をもたらし、ウイルス感染により健康や生命を脅かされる事態が続きました。特に医療従事者の皆様におかれましては、自己を犠牲にしていただきながら、多くの国民の命を救っていただきました。国民の一人として、すべての医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

私たち柔道整復師の業界も新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、感染拡大防止対策による必要経費増大や感染による休業、クラスター発生や患者減少等で倒産に追い込まれた施術所も出てきました。
そういった中で、私たち全国柔道整復師連合会や私が共同代表を務める全国柔道整復師統合協議会の働きかけにより、東京都や群馬県、愛知県やその他の都道府県において約5,200名の柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師等の皆様の新型コロナワクチンの大規模接種、優先接種を行うことができたことは、少しでも皆様のお役に立てたのではないかと安堵しております。

今年は柔整業界にとって大きな変革の年となります。「明細書の義務化」や「不適切な患者の償還払い」、「療養費を施術管理者に確実に支払うための仕組み」の構築に加え、療養費改定や広告ガイドラインも動き出してくると思われます。
このような変革の中で、業界の行く末を見据え、想像をしながら、進めて行かなければなりません。
話し合い、手を結び、行動を共にすることが大事です。

私たち柔道整復師は協定や契約の垣根を越えて、今こそ大同団結を行い、すべての柔道整復師の社会的地位向上と目の前の患者さんの施術に専念できる環境を作るため、今年11年目を迎える私たち柔道整復師連合会も皆さんと共に精進してまいりますので、本年もご指導とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

令和4年1月1日
一般社団法人全国柔道整復師連合会
代表理事 田中威勢夫

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