平成27年初の理事会開催

2015年1月21日

1月17日 今年初めての常任理事会を開催致しました。
各団体からは、様々な問題点や課題について意見が出され、全整連として今後も厚生労働省と折衝していくことを確認しました。

また、昨年12月25日に財政制度等審議会・財政制度分科会より提出された「平成27年度予算の編成等に関する建議(以下、建議書)」に、柔道整復療養費が盛り込まれたことについての意見も出されました。

この建議書では、保険給付の見直しについての「定額制の導入」や「受領委任払いが実地可能な施術所の限定」等、その適正化の在り方について検討すべきと盛り込まれています。
これは、平成27年度予算の編成及び今後の財政運営に関する基本的な考え方を建議として取りまとめたもので、厚生労働省が平成27年の通常国会に提出予定の法案『医療保険制度改革骨子(案)』にある「総報酬割、紹介状なしでの大病院診療は定額負担等」も概ねこの建議書のラインに沿って作成されています。

厚生労働省の骨子案では柔道整復療養費の記載こそないものの、「医療費適正化」「保険給付の範囲」の検討を今後さらに進めるべき事項と盛り込まれています。
これについて、我々はただ手をこまねいているわけにはいかない。
だれもが誇りと愛着をもって、国民の皆様に信頼される柔道整復師を目指し、業界の健全なる発展と信頼性向上のため、業界の豊富な知識や経験と若い力を結集して、我々(業界)自身でこの難局を乗り越えていこうと、署名活動を行うという結論に達しました。
皆様にはぜひご協力をお願いしたいと存じます。

今後も、更なる業界発展のために、全整連は団体の垣根を越えて活動して参ります。

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